組合について知りたい
先進組合事例
滋賀特産品振興企業組合
※新製品・新技術・新サービスの開発(平成21年度調査)
農商工連携でこだわり農産物加工品製造販売体制を構築
農業生産者との密接なネットワークを構築し、安全安心な農産物加工品を開発。農商工連携を基本戦略として「はたけやブランド」で全国展開を目指す

1.背景と目的
近江野菜を核として滋賀県の地域・地場産業の活性化をめざし平成11年8月設立の「農事組合法人しがらきパティオ」を前身として設立された本組合は、この想いを承継し農産加工品の製造販売を目的に事業活動を行っている。滋賀県の有力農産物生産者との密接なネットワークをベースに、信頼できる安心・安全な加工食品製造と販売を目標としており、「地域貢献」「相互扶助」「感動の提供と感謝の共有」という共通理念が基盤として機能している。

2.事業・活動の内容
現在、農事組合法人しがらきパティオ時代に開発された「お茶のジャム」「八味とうがらし」「茶塩」の拡販を事業の中心に置き、直営店及び高速道路サービスエリアなど50カ所の販売チャネルを開拓している。また、販売コーナーを併設する直営レストラン「菜園キッチン・hatakeya-はたけや」を滋賀県栗東市に開設し、今後上記加工品を含めた「はたけやブランド」を確立することで、滋賀県以外エリアへの進出を視野に入れている。 商品開発は、コア事業であり、現在新たなアイテムとして「お茶ドレッシング」の開発に取り組んでいるところである。これは平成21年度に認定された農商工等連携事業計画に基づき展開しているもので、滋賀県の有力緑茶生産者とのコラボレーションを実現している。本組合は「新商品開発」「近江野菜のブランド化及びはたけやの多店舗展開」「知的資産の強化」を将来ビジョンの柱としており、知的資産経営報告書に取りまとめ、計画的な事業推進を図ろうとしている。

3.成果(今後予想される成果も含む)
前身のしがらきパティオ時代に商品開発が完了していることから、組合設立後すぐに販売の体制に入ることができた。この1年の成果として、①お茶のジャム:平和堂等での販売開始から10日間で約500個の販売実績をあげる、②茶塩:平成21年8月に新名神高速道路土山SAに512本の納品、③八味とうがらし:同土山SAに納品・160本/平成21年8月、185本/平成21年3月といった顕著な実績をあげている。また、菜園キッチン「hatakeya-はたけや」業態を確立し、今後の多店舗展開に向けて期待される。



菜園キッチン「hatakeya」
菜園キッチン「hatakeya」

茶塩と八味とうがらし
茶塩と八味とうがらし