組合について知りたい
先進組合事例
滋賀県広告美術協同組合
※環境重視社会への対応(平成20年度調査)
環境配慮事業活動を通じて社会と組合員に貢献する
官公需適格組合認証を昭和61年に取得して、共同事業を通じて県内広告美術業界の発展を図ってきた。また、GPプラン滋賀(グリーン購入実践プラン滋賀県登録制度)に登録し、循環型掲示板の採用度を高めるPR活動を推進し、環境問題と事業活動の両立を図ることで社会貢献する。

1.背景と目的
  当組合の組合員企業は小規模企業者が多く、滋賀県外から参入する企業を含めて業界の受注競争は激化している。その中で、大型物件に関する受注競争力対策として、また共同受注事業の強化を図るため、昭和61年官公需適格組合認証取得した。近年、滋賀県が推進している環境問題で経営体質を強化することが最適との結論に達し、「GPプラン滋賀(グリーン購入実践プラン滋賀県登録制度)」に登録。環境配慮事業活動を推進し、循環型掲示板の開発を行い、組合を上げてPR活動を展開することとなった。

2.事業・活動の内容
  循環型素材で製造されたリサイクル品(エコマーク認定品ABS再生材料EFボード)を活用して、「公営選挙ポスター看板」の製造販売を実施している。これは、組合で木枠付きのEFボードを調達して組合員に販売し、組合員は看板の設置から維持管理及び回収、リサイクル証明書を発注者に提出するまでを行うもので、一貫した受注・管理・回収システムが組合員全員に普及しているため、発注元の選挙管理委員会も安心して発注することが出来るようになっている。また、回収された使用済みEFボードは、リサイクル業者により処理されて100%リサイクルされるため、選挙におけるゴミの減量に貢献しているといえる。
  その他、組合では選挙ポスター看板の設置・管理チェックシートがあり、組合員に対して当シートの活用を指導し、問題が発生しないよう予防処置に万全を期している。万が一、品質問題が発生した場合には、事務局、支部、担当組合員が協力して調査を行い、素材メーカーの協力も得て原因の究明と再発防止策を講じて担当組合員・発注担当者に報告するまでの体制が組合に構築されている。

3.成果(今後予想される成果も含む)
  滋賀県下での選挙の際には、継続的にEFボードでの選挙看板の設置業務を受注し、今後も環境への配慮の高まりから、受注は拡大してゆくと思慮される。また、官公需適格組合認証取得及び「GPプラン滋賀」の登録を機会に入札参加が有利になり、共同受注は順調に推移し向上している。
  併せて、受注物件の品質向上を目指す体質作りとして、広告美術技能士の資格取得者育成を実施。技能検定を行い延べ70名の技能士を育てた。また、大型物件は組合が受注活動を行うことを基本としながら、組合員と受注がバッティングする場合は、組合は側面支援に留めて共同受注の円滑化を図っている。

ABS再生材料EFボ-ド製「選挙看板」
ABS再生材料EFボ-ド製「選挙看板」