組合について知りたい
先進組合事例
滋賀県電気工事工業組合
※人材養成(平成10年度調査)
組合所属の学院で工事技術者の育成を図る
滋賀県電気工事工業組合会館竣工を機会に組合員から会館有効利用の声があがり、内部に滋賀県認可の滋賀電気技術者専門学院を併設、組合組織をあげて電気工事技術者の育成に取り組んでいる

1.事業の背景
  平成6年に電工組会館が竣工、組合員の要望を入れて第1種、第2種電気工事士国家試験の資格取得を目的に滋賀電気技術者専門学校の設立準備のため特別委員会を設けた。この委員会と理事会を頻繁に開催、滋賀県の指導と通産省の指定を受けて平成9年に学院を開設した。初年度にここで学んだ受講者は延べ330人に達している。予想を超えた多数の受講者に、組合事業としての技術者育成に自信が湧いてきている。

2.事業活動の概要
  平成8年11月には、職業訓練法人滋賀県電気工事技術協会を設立し、会長には組合の理事長が就任、平成9年4月には協会内に電気技術専門学院を設立した。学院長には組合の副理事長が、顧問には理事長が就任し、組合役員が委員会の委員になり、学院の運営が行われている。研修内容としては、高校普通科卒業者を対象にした普通課程では1年間の夜間学習で所要単位を取得して卒業すると第2種電気工事士の免許が与えられる。短期課程は第1種、第2種電気工事士受験講座で、座学15日間、実技9日間である。講師は、関西電力、電気保安協会、電気管理技術者協会及びポリテクセンター滋賀から派遣協力を得ている。

3.成果
  受験講座履修者の国家試験合格者は全国平均より、かなり高い実績が示されている。初年度の普通課程の修了者は30人、短期課程の履修者は300人に達しており、当初の予想を上回る受講者の増加に教室が狭くなってきている。受講者の増加で開講2年目にして運営に支障を来すほどで、教室の増設を検討しなければならない状況となっている。また、受講者は組合員以外にも開放されており、これらの受講者からも好評を得ており社会的貢献度は高いといえる。この実績を得たことで、組合が技術者育成に取り組むことについて自信を深めている。